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大事なパートナー産業医「大川先生」の記事 ご紹介



大事なパートナーの大川先生が、新たな事業として始められた顧問医師のお仕事記事が掲載されましたので、ご紹介します。大川先生とのお付き合いは10年以上、かつては企業内の統括産業医と健康相談センターとしての役割から始まり、今年から起業した私とパートナーを組んでおります。

先生は、また私も所属する(社)生活発創アカデミー特別メディカルアドバイザーとしても活躍中です。

私のHPにもご掲載頂いており、本当に頼りになる産業医の先生です。

http://somon.cafe/

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それでは先生の記事をどうぞ!

皆様、はじめまして。ジャーナルスタッフ顧問医師をさせて頂いております 大川昭宏と申します。
私は、葛飾区にあります かつしか心身総合クリニックで院長(心療内科)を行う傍ら、嘱託産業医を約30事業場程、担当させて頂いております。
「半日クリニック、半日産業医」を自身の基本スケジュールとしております。

臨床医と産業医の業務の違い

産業医の業務は、健康診断の事後措置やメンタル相談など多岐にわたりますが、ふだんの心療内科医としての私の業務と重なるところも多くあります。

両者の異なる点としては、まず面談時間が違います。
クリニックは時間的制約があり、患者さん一人に10分以上の時間を費やせることは稀です。
一方、産業医は一人30分くらい時間を取れるので、じっくり話が聞けます。診察において薬の力よりも対話に重きを置きたい私にとって、望ましい環境といえます。

産業医は「健康な人」を相手にするという点も大きな違いです。
クリニックでは主に病気の人を診ますが、病気の人を理解するには、健康な人の状態を知らなければなりません。
企業で会う方々は、長時間労働などで疲れている人や、元気のない人もおりますが、多くの方は病気でありません。健康な人と話せる機会は、臨床医の仕事に大いに活きています。

産業医の仕事とは「話すこと」

産業医の仕事とは、端的に言うならば、おもに「話すこと」です。

「対話」と「講話」とに大きく分けられますが、対話とは社員の方々との面談。
講話とは、衛生委員会において意見を述べたり、社員向けの勉強会やセミナーで健康に役立つ話をすること。
そういった折々の話す機会に、相手に喜ばれ、納得してもらえるような話ができるか――そういう力が求められる仕事だとご理解いただければ、臨床医との違いも自ずと見えてくるのではないかと思います。

産業医に必要な心持ち

面談の時などは、できるだけ話しやすい雰囲気をつくるように心がけています。
笑みを絶やさず、雑談を盛り込み、プライバシーに触れたりもします。どのあたりにお住まいなのかよくお尋ねするのですが、そこから共通の話題が見つかると、一気に壁が崩れ、本音のやりとりができる空気になります。
また、私は企業を訪問する時、なるべく電車を利用するようにしています。
世の中が今どんなふうに動いているのか垣間見ることができますし、会社員の皆さんの気持ちも少しは理解できる気がします。暑い日に都会のアスファルトを歩いていると、営業職のキツさもリアルにわかります。

そういう「庶民感覚」のようなものが産業医には必要と思います。会社員の方とかけ離れた感覚で産業医をやるべきではないでしょうし、それでは役割を十分に果たせないのではないかと私は考えます。

企業とのあり方

企業が産業医を最初に迎える際は、労働安全衛生法の定めによりやむなく導入するといったケースがほとんどです。
企業には義務感があふれ、社員もしぶしぶ面談に来るという感じで、当初は歓迎されているとは言い難い雰囲気のことがあります。

ところが産業医としてやるべきことを誠実に、確実に行っていき、信頼感が醸成されていくと、関係性が徐々に変わってきます。
当初はいやいや来る人ばかりだったのが、自ら進んで健康相談に訪れる人が増えます。
社員が希望した健康相談で私のスケジュールがいっぱいになる日が出てきます。これはとてもうれしいことです。
しかし、最初からそうなる企業はありません。数年間の積み重ねがあって初めてそのような変化が起きるのです。

つまり産業医は、本来は長くやればやるほど社員からの要望が増えていく仕事です。企業は自然に、「この先生以外にうちの産業医はあり得ない」といった感覚になってきます。
そうなると、こちらとしてもさらにやる気が出て、やりがいが一層大きくなります。

それは、産業医冥利に尽きるといえますね。

産業医として

どなたも臆することなく、自信を持って、自分の技術・知識を相手に堂々と見せるつもりでチャレンジしていけばいいと思います。

さらに、あらゆる仕事に共通することですが、産業医も相手に感謝の気持ちを持ち続けられるかどうかが成功のカギのように感じます。

どの仕事も最初は、「入れてもらったからにはどんなことでもしよう」という初々しい気持ちがあるものですが、時が経つにつれ、やらされている感覚が出てきます。

そういう気持ちを抑え、常に感謝の気持ちを持ち続け、
「この会社の発展に貢献したい」
「この会社の社員を幸福にしたい」

といった強い思いで仕事を続けていけば、企業から評価されていくと確信しております。

ジャーナルスタッフ株式会社 産業医サポートサービス顧問医

大川 昭宏

資格等

かつしか心身総合クリニック 院長
帝京大学医学部医学教育センター 臨床准教授
日本赤十字社東京都支部 メンタルヘルスケアアドバイザー
国土交通省東京空港事務所 健康管理医師
厚生労働省 臨床研修指導医
日本心療内科学会認定 心療内科登録指導医
日本心身医学会認定 心身医療専門医
日本精神神経学会認定 精神科専門医・指導医
日本医師会認定産業医(約30事業場担当)
一般社団法人 生活発創アカデミー 特別メディカルアドバイザー


by somon2323 | 2019-08-20 12:43

メンタル不調に悩む人をすぐに元気に変えてしまう、カウンセラーの素晴らしいお仕事を広く紹介したい。社内EAPという言葉を社会的に普及させること


by somon2323